今後30年間でサンゴ礁の60%が消失する可能性があり、サンゴの保全が求められています。この危機に立ち向かうため、ソフトバンクをはじめ、航空会社や運輸会社など17社の大企業やNPOが協力し、サンゴの植え付けによる保全活動を行っています。
私たちは、これらの取り組みに賛同し、環境省が推進する「30by30」の参加団体に認定され、沖縄県のSDGsパートナー企業としてサンゴの保全活動に取り組んでいます。この保全活動は「里海珊瑚プロジェクト」として、アクセンチュア株式会社や株式会社GK設計と協力しながら推進しています。
このプロジェクトでは、IoTなどの先端技術を活用し水槽DXを行いました。これにより、障がい者の方がオフィス内でサンゴの養殖・飼育を行っています。さらに、企業は、この「里海珊瑚プロジェクト」に参加することで、障がい者雇用とサンゴ保全を両立できます。このソーシャルグッド型の障がい者雇用支援サービス『里海珊瑚プロジェクト』は、ResorTech EXPO AWARD 2023 『展示部門グランプリ』を受賞しました。
サンゴ保全活動「里海珊瑚プロジェクト」の特徴と強み
サンゴ保全活動「里海珊瑚プロジェクト」では、企業の障がい者雇用課題の解決と共に、地球環境課題の解決に向けた社会貢献への取り組みが可能です。
屋内水槽に自然の海に近い環境を再現し、人工海水を用いました。これにより海から離れた場所でサンゴの養殖が可能になりました。屋内環境のため天候の影響を受けないこともメリットです。
研究機関や大学と連携し人工環境だからできる、強いサンゴの育成や研究を行っています。また、サンゴの苗床基盤は特許出願中です。
安定的かつ効果的なサンゴ養殖の業務ができるよう、デジタルツールで水槽環境の見える化を行いました。これにより、水槽内の状態をモニタリング・分析しています。
デリケートなサンゴを飼育するために、業務ツールを使用して、水質やサンゴの成育データの蓄積、水槽作業の管理を行っています。
海底の360°/AIカメラを用いて、陸上から様々な角度でサンゴの成⻑過程を観察できるシステムを開発中です。
水槽管理業務 / 成育記録のデータ入力) / 水槽管理トレーニング / ICTツール活用 / サンゴ成育状況のモニタリング / サンゴ保全活動レポート作成
事例
弊社での障がい者雇用について悩んでいたときに、サンクスラボとの出会いがありました。サンクスラボのサンゴの養殖事業で、障がい者の方が活躍していると知り、弊社も那覇でホテルを運営していることから沖縄の海を守ることやサンゴの保全活動は大切なことであると考え、とても素敵な活動だと思いました。また、SDGsの一環として環境保護に関わることに意義を感じております。今後も障がい者の方の活躍に期待し、共に社会に貢献していきたいと考えております。
service vision
サンゴ保全活動を継続するためには、行政、企業、研究機関、地域住民、障がい者の方、ダイバー、アクアリストなど、さまざまな関係者との協力が不可欠です。
「里海珊瑚プロジェクト」では、沖縄をはじめ全国の離島や地方で、軽度から重度までさまざま障がいを持つ方々が活躍できる環境を構築し、地方創生を目指しています。
さまざまな関係者と協力しながら、生物多様性を守るためのサンゴ保全活動を推進し、海の大切さを広めていきます。
サンクスラボ株式会社の「里海珊瑚プロジェクト」をご紹介します。私たちは、企業の障がい者雇用支援と結びつけた持続可能なサンゴ保全活動を進めています。
サンクスラボ株式会社のふるさと納税支援活動をご紹介します。私たちは、自治体と連携し魅力的な返礼品発掘・寄付促進・事務手続きまで、ワンストップで提供しています。
サンクスラボ株式会社の離島支援活動をご紹介します。私たちは、都市の仕事を離島に運びます。これにより離島の障がいのある方は、故郷を離れずに就労が可能です。
サンクスラボ株式会社の国際福祉プロジェクトをご紹介します。私たちは、JICAや現地機関と協力し、デジタル分野での就労機会をルワンダで創出することを目指しています。
サンクスラボ株式会社の日韓交流プロジェクトをご紹介します。私たちは、コミュニティサイトKJCLUBを通じて日韓文化交流を促進し、相互理解を深めています。