改めまして明けましておめでとうございます。
サンクスラボの社長をしております、村上タクオでございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
まずはコロナ禍により全世界が激動であった2020年、本当におつかれさまでした。
年始も早々に、新型コロナの変異種、緊急事態宣言発令等と新たな不安も募ってはおりますが、恒例としている昨年の振り返りと年初のご挨拶をさせていただきます。
まずはじめに、私たちの取り組みを簡単にご紹介いたします。
「IT×福祉」をテーマとし、デジタル社会において障がい等のハンディキャップのある方々の活躍を後押しすることで、地域社会に貢献する取り組みを約210名のチーム(組織&事業の運営サイド / 日本を中心にベトナムと韓国を含む3か国)にて行っております。
を行っています。
そして2020年、以下の新たな取り組みを開始いたしました。

激動の2020年、私の振り返りは、「コロナ禍の糸が張り詰めた1年」とまとめます。
2020年は、「型や軸を整える1 年」をテーマとしてスタートしましたが、スキー場での右脛骨複雑骨折による年末の入院から幕を開けており、さらっと時系列で振り返りますと、
1月は約3週間の入院、その後の車いす→松葉杖の不自由生活の中、「型や軸を整える」を方針とすべく、体制、組織、仕組作りを意識していたものの、ようやく日常生活復帰をした3月には世界がコロナ渦と化しており、4月には緊急事態宣言発令となりました。
全く先が見通せない未曾有の事態となり経営者としてはテーマや方針を転換せねばならず、4月~9月末までの6カ月間、以下の「コロナ危機戦略」を幹部層に打ち出し、
に舵を取りました。
まさにコロナ禍の糸を張り詰めながらも9月末まではパートナーの尽力と共に突き抜けたことで、コロナによる業績への影響も深刻とはならずに下支えることができました。特に4月~6月の不安高まっていた時期におけるパートナーたちのソーシャルワーカーとしての最前線での活躍は大変に頼もしく、そして誇らしく感じました。
「本当にお疲れ様でした。有り難うございます!」
※サンクスラボでは、組織&事業の運営サイドとしてのメンバー(従業員及び経営陣)を「パートナー」と呼称しています。
昨年夏の日本社会はGOTOキャンペーンも活況となり、コロナ禍も少し落ち着いたようにも感じ迎えた秋(10月、11月)の私は、「コロナ危機戦略」での事業の仕込みと徹底した財務体質の強化の甲斐もあり、ウィズコロナ・アフターコロナでの事業展開のために企業買収(M&A)を実施いたしました。身の丈の規模の範囲内ではありますが初めての企業買収であったため、ビジネス、財務、法務等の様々なデューデリジェンスを専門家に支えてもらいつつ張り詰めながら尽力し、納得感ある迷いのない買収を成功することができました。(買収に伴う手続きや残作業が現在もあるため詳細についてはまだ控えておきますが、これからのシナジーが楽しみです。)
未来への肥やしとなる学びや経験にもなりポジティブに感じています。
さらに12月に入ると、なんと自らが新型コロナウィルスに感染(陽性判定)し、隔離療養することになってしまいました・・・。
39度超の高熱が1週間程続きしんどかったものの幸い軽症で済みましたが、濃厚接触者として隔離の協力をいただくことになった一部の方及びそのご家族等の周囲の方には大変にご心配とご迷惑をおかけしました。
保健所からの解除通知後しばらく自宅での自主隔離をし、再度PCR検査により陰性の証明書をもらい日常生活に復活した後は師走の慌ただしい日々、そして年末、というなんとも張り詰めた1年でございました。
コロナ禍により業績への影響も受けて青ざめた時期がありましたが、過去からの仕込み、臨機応変な対応、何よりパートナーの踏ん張りによって、当初予想は下回りますが結果として業績も向上させることができたこと、今後の備えや更なる仕込みにも繋げたことはとても有り難く思っています。

さて、2021年の私のテーマですが、「コロナ禍を強くサバイブする1年」といたします。
サバイブは英語では survive 。困難を乗り越え社会で生き残ることを意味しています。組織や自らがその社会での存在意義や役割を確保するという意味合いも含めて私はこの言葉を使っています。
ワクチンの接種も世界各地ではじまっており期待をしたいですが、副作用や後遺症、新型コロナウィルスの変異種、第4波や第5波、各国経済や金融の危機、そしてコロナ鬱や自殺者への懸念等々、見渡せば今も各地でロックダウンや緊急事態宣言と騒がれている最中、今年もコロナ禍が続くこと、それによるポストコロナ、ニューノーマル時代の大変化へと続くことにしっかりと向き合い、2021年、私たちは力強くサバイブしたいと思います!
そして私たちサンクスラボが「IT×福祉」の事業構想によるソーシャルビジネスを通して、このような時代だからこそ一層社会に必要とされ貢献できる存在意義をしっかりと深めて参ります。

そして、チーム・サンクスラボの中核メンバーである私のKPTといたしまして。
※Keepを維持、Problemの改善も前提ではあり、その一部重複および追加のトライを以下に記載。

個人的なトピックにも少し触れますと、昨年は完全な素人ながら短歌を何度か読んでみましてなかなか楽し気付きがありました。(やがて短歌についても学んでみたいと秘かに思っていますw)
そこで昨年のマイヒット句を厚かましくも紹介してみます。
コロナ禍の束の間、経営者仲間でもある古い友人らとの再会に、幕末ゆかりの地、萩と下関に旅行したときの一句です。
「 もみじ燃ゆ 山をたずねに 友とゆく 口にするのは 志かな 」
【解説】
椛(もみじ)が真っ赤に彩る紅葉の秋、燃ゆ山(激動の幕末ゆかりの地)をたずね(旅として訪ね、学びとして尋ね)、他方を山に囲まれた萩、松下村塾をはじめ長州志士の様々な足跡に触れて感じる「志」、酒を飲み友と語り合う「志」、そして「志高く!」と視座を高めて旅を締めくくる、そんな情景を表現してみました。
「もみじ(椛:木辺に花)燃ゆ」と枕詞に、幕末の萩(長州藩)を舞台とし吉田松陰先生の妹を主人公としたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」のタイトルをさりげなく潜めて幕末の萩を彷彿させる工夫と、「山をたずねに、、、口にするのは」の綴りでは「山と口」にも目を留めてもらい、廃藩置県によって「山口県」と改められた明治以降の日本の近代化に「志」が続いていくイメージを仕込んでみました。
ということで、今年のNHK全国短歌大会には応募してみようとおもいますw

脱線もいたしましたが、それでは締めていきます。
個人的には後厄だった2020年、ようやく厄明けする2021年、羽目を外すことなくコロナ禍を強くサバイブすることに注力し、地道に精進したいと思います。
コロナ禍の2020年は流石に移動が少なかったですが、訪れた場所も振り返ってみました。
「アイディアやクリエイティブと移動距離は比例する」、と耳にすることもあります。
海外の行き来はまだしばらくできなそうですが、コロナ禍が落ち着いた際にはGOTOトラベルも活用し、社内の各拠点に顔を出したり、新たな開拓や機会のために出張や旅行をしたりしたいものです。
出張先や旅先ではまた一句詠みたいとも思いますw
活動エリアについてですが、早いもので沖縄生活も丸5年となりました。
サンクスラボも先日の12月1日、おかげさまで5周年を迎えました。第6期目に突入しております。
今年はコロナ禍でもあるので当面は沖縄ベースとなりますが、コロナ禍の状況次第で出張を含めて活動エリアのバランスは検討していこうと思っています。
それではみなさん、2021年、コロナ禍を強くサバイブしていきましょう。
最後の最後に、サバイブのために、改めてサンクスラボの「3つの行動指針」について自戒を込めてリマインドです。
【3つの行動指針】
(1) 99%は速度を優先し、最後の1%は品質に妥協しない。
(2) 工夫し、改善し、仕組化し、1分1秒の価値を高める。
(3) 論理的に考え、率直に話し合い、主体性を持って動く。
チーム・サンクスラボ、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
※昨年2020の年初挨拶も参考にリンクしておきます。