活躍部門/サテラボ事業部/サテラボサポートグループ/グループ長
大手建設会社で営業5年、人材業界で求人広告営業を経験。現在、サテラボ事業部で3グループのリーダーを務め、企業と障がい者のマッチングや入社支援を担当。
活躍部門/サテラボ事業部/サテラボサポートグループ/グループ長
大手建設会社で営業5年、人材業界で求人広告営業を経験。現在、サテラボ事業部で3グループのリーダーを務め、企業と障がい者のマッチングや入社支援を担当。
私は3つのグループに所属しています。
1つ目は10名のメンバーから成るサテラボサポートグループで、私はグループ長を務めています。本グループでは、サテライトラボ(以下、サテラボ)のサービスの利用を検討している企業とタレントさん(障がい者の方。以下タレントさん)のマッチングや面接の調整、マッチングした後の助成金に関連する書類の作成、タレントさんの入社関連業務に対応しています。
2つ目は40名のメンバーから成るインサイドセールスグループで、私はリーダーを務めています。本グループでは、サテラボのサービスを活用してくださる可能性のあるお客様に架電を行い、商談のアポイントメントを取得しています。
3つ目は6名のメンバーから成るフィールドセールスグループで、私はリーダーを務めています。本グループでは、インサイドセールスグループでアポイントメントを取得したお客様とオンラインで商談を実施しています。サテラボのサービスの性質上、エリアや業種を問わず、日本全国のお客様と商談をする点が特徴です。
このように私は3つのグループでスタッフのマネジメントを中心とした業務に従事しています。また、サテラボ事業部で発生するインシデントに対応する役割も担っています。
サテラボ事業部では、いかに多くのタレントさんの就職を成功させることができるかという数字を追いかけつつ、就職したタレントさんがサポーターの支援なしにいかに自立できるかという点を大切にしています。
私は、新卒で大手建設会社に就職し、個人のお客様向けの営業に5年間従事しました。その後、法人向けの営業に携わってみたいと考え、大手人材会社に転職。人材会社では求人広告に関連する営業に4年間従事しました。
このように私のキャリアは、福祉業界とは全く異なる業界からスタートしています。そのようななか、これらの2社でマネジメントを経験し、自分が関わりを持ったメンバーが成長する姿に強いやりがいを感じました。
知人からサンクスラボの話を聞いたのは、3社目となる人材派遣会社で働いていたときです。サンクスラボでは障がい者の方を対象にした人材紹介、就職の斡旋を行っているため、これまで以上に強いやりがいを得られる職場なのではないかと考えました。
一方、当時は、福祉業界で人材紹介を行うことに対する不安もありました。企業とタレントさんを調整する際にも、福祉業界特有の知識や勘所が必要になると考えていたためです。また、タレントさんのなかには、自らのスキルを活かしたくないと考えている人もいます。例えば、システムエンジニアリングや動画編集のスキルに対する企業のニーズは高いですが、タレントさんのなかには、それらのスキルを活かして働くなかで精神的に病んでしまった方もいます。それらのタレントさんは、従来のスキルを活かすのではなく、全く新しい業務にチャレンジしたいと考えているのです。
このような不安はありましたが、困難な状況で企業とタレントさんの双方が幸せになるマッチングを実現できてこそ強いやりがいを得られると考え、サンクスラボへの入社を決めました。
知人から話を聞いた際、サンクスラボは、これから強固なビジネスを作っていく会社だと感じました。当時の人材紹介事業部を立ち上げていくタイミングで声をかけてもらったため、新しいチャレンジができるという期待も強かったです。
実際に入社し、経営陣のみならず各担当者も含めて、スピード感をもって日々の業務に対応している点が印象的でした。午前中に挑戦した結果をもとに午後には新しい方針が定められているようなケースも少なくありません。このような迅速さと柔軟さはサンクスラボの大きな特徴だと思います。また、周囲に配慮できるメンバーが多い点も印象に残りました。日々の業務やチャットツールでのやりとりの際に、メンバーの温かさを感じることも多いです。
私のように営業職として数字を追いかけてきた経験を有するメンバーは必ずしも多くありません。なかには数字を意識することを苦手だと感じるメンバーもいました。
昨今は、エリアマネージャーをはじめとする上長が数字を意識的に共有しているため、数字を追う文化が社内に醸成されてきています。私は福祉業界の経験を持たずに入社したため、とにかく数字を追いかける意識を持って業務に臨んでいましたが、当初はチーム内のメンバーから理解を得られないケースもありました。
しかし、チームで意識して数字を確認していくと、「数字を追いかけることにより、より多くのタレントさんが就職できる」という実態が見えてきたのです!この気づきにより、数字を追いかけることが、結果としてタレントさんのためになるという理解がチームに広まりました。「数字を追うことと、人の役に立ちたいという思いは矛盾しない!」という考えがチームに根付いたことは、良い変化だと思います。
サテラボのサービスを利用する企業とタレントさんの面接の場で、これまでタレントさんを支えてきたA型事業所のパートナーさんが感動して涙を流す姿を見たときに強いやりがいを感じます。
タレントさんの中には、障がいが理由でこれまで就職が難しかった方も少なくありません。そのようななか、パートナーさんは一人ひとりのタレントさんを本当に親身に支援しています。面接に臨む前には、タレントさんとパートナーさんで徹底的な練習を行い、「こういう企業で働けるといいね」と将来の希望を語っています。これらの過程でタレントさんとパートナーさんの間に、強い結びつきが形成されます。
そして、面接の場でタレントさんがしっかりと受け答えでき、企業の担当者の方から「とても素敵な方ですね。ぜひ採用させてください」と言ってもらえたときに、パートナーさんが感動して涙を流すのです!この光景を見たときに、強いやりがいを感じ、「この仕事をしていて良かった」と心から思います。
これまでのキャリアの中で、このような光景を目にする機会はほとんどありませんでした。企業の担当者の方も「これだけタレントさんに思い入れのある会社であれば、安心して任せられる」と言ってくださることがあり、私の日々の業務が多くの人の幸福につながっているのだと強く実感できます。
インサイドセールスグループには現在約40名のスタッフがいますが、2024年1月の時点におけるスタッフの数は13名でした。1年未満で約30名のスタッフが増えていますが、そのうちの25名は既存スタッフの紹介で入社した方なのです。そして現在のところ紹介で入社した方の離職率はゼロ。このような高い紹介率と定着率は、これまでに目にしたことがありませんでした。スタッフに確認したところ「サンクスラボは在宅ワークの制度が整っており、シフトも柔軟に調整してくれるため非常に働きやすい。そのため知人をインサイドセールスグループに誘った」と言っておりました。インサイドセールスグループの制度を整えてきた私としても、大変嬉しい出来事であり、心に残っています。
ほかにもサンクスラボでは大きな裁量を得て、事業部の目標を達成するために自らの責任で行動できる点にやりがいを感じます。過去、事業部の営業指標を達成するためにリード獲得施策に5,000万円を投入して、1カ月あたりのリード数1,000件、1カ月あたりのタレントさんの就職数10倍を達成したことがあります。このように高い費用対効果が期待できる場合は、資金投入についても大きな裁量を得られます。経営陣が私を含めた担当者の意見に丁寧に耳を傾け、信頼してくれるのがサンクスラボです。
個人のキャリアとして、今後はマーケティング業務に積極的に携わっていきたいと考えています。私は営業畑で長く仕事をしており、数字に焦点を当てて結果を出す自信を持っています。一方、会社員以外の立場で働いた経験がないため「会社の看板がなくなったときに自分の力で人を集められるのだろうか」という不安があります。
このような背景から、人を集める仕組みの構築に興味があり、現在は社内のマーケティングチームにも身を置き、マーケティングを1から学んでいます。そして近い将来、営業の視点とマーケティングの視点を統合して、サテラボ事業部で起こっている全ての物事を把握したいと考えています。そのうえでサテラボ事業の成果をより拡大できるように、私が支援できるプロジェクトに積極的に関わり、タレントさんの就労の場を今まで以上に拡大できたら理想です。
サンクスラボのビジョンに表れている「全ての人に可能性を」というメッセージに強い共感を覚えます。私個人の意見としても、就労意欲のある人は、障がいの有無にかかわらずに就労できる環境が理想だと考えているためです。福祉業界には「障がいがあるから就労は難しい。それは仕方のないことだ」という考えが少なからず存在しています。こうした環境を変えて、「仕方ない」を減らしていくのがサンクスラボです。
また、クレドにある「8倍速」という考え方はサンクスラボそのものです。8倍速という言葉には、指数関数的な成長を実現するというメッセージが込められていると感じます。サンクスラボには、「とりあえず着手して、走りながら改善していく文化」があります。入社した当初は私も戸惑いを感じましたが、目先の業務を軸とするのではなく、「何がタレントさんのためになるのか」を軸とすることでスピード感や柔軟性を腹落ちさせることができました。タレントさんの就職に役立つアイデアは、それこそ無数にあるはずなので、一度決めたことにとらわれすぎず、改善のスピードを意識していくべきだと思います。
私のグループにも変化の速さに戸惑いを感じるスタッフがいますが、細かな疑問でも気軽に相談できる環境を構築し、スタッフ同士のコミュニケーションを活発にして対応しています。グループのメンバーが一丸となってスピードを意識できるようになると、ビジネスに良い変化をもたらす大きな力になるはずです。
午前中は朝礼やMTGに対応する日が多いです。午後からはお客様である企業や外注先との商談や面接に時間を使います。そして、1日の終わりに社内で情報を共有するためのMTGを行っています。これらの業務の合間にインシデント対応が入ります。
また、3カ月に1回の頻度で展示会に出展するための業務も発生します。展示会への出展は、リード獲得のための施策であるためインサイドセールスグループで対応しています。出展においては、目標設定や企画からはじまり、現地での集客業務やお客様対応まで行っています。
部署ごとに特色のあるメンバーが揃っていると感じますが、やはり数字だけを追うのではなく、タレントさんのために仕事をしている人が多い印象を持っています。そのため、お客様である企業とも熱量を持って会話できる人が多いです。
福祉業界で経験を積んだメンバーも多い一方で、身内に障がい者の方がいるようなメンバーもいます。それらのメンバーは、障がいを持っていても就労できるはずなのに、それができない現実に対して強い問題意識を持っています。
サンクスラボは完全リモートでの就業が可能であるため、プライベートを楽しみながら自由に働いている人も多いです。なかには、長くバックパッカーをしており、沖縄県への移住を考えた際にサンクスラボに入社したという方もいます。北海道から沖縄県まで、さまざまな場所にメンバーがいるところが面白いですね。
上長と部下の関係がフランクで風通しが良い点も特長です。同僚を役職で呼ぶことや役職を意識することがほとんどなく、気軽に相談および提案ができます。そのためサンクスラボには、外資系の企業のような雰囲気があります。関係がフラットだからこそ、自社の成長のために誰もがチャレンジできるのだと感じます。
大きな裁量を持って仕事に臨みたいと考える方には、サンクスラボが向いていると思います。サンクスラボはさまざまな事業を営んでおり、これからビジネスモデルやビジネスフローを整えていく領域も多いです。そのため当時者意識をもってお仕事に臨んでくださる方には、さまざまな業務を任せることができます。
大きな裁量を得られる分責任も発生しますが、周囲のメンバーも積極的に支援してくれるため、お仕事で大きなやりがいを感じ、さらに成長できると思います。福祉業界での就業経験がない状態で入社しても活躍できます。サンクスラボには、福祉とビジネスの両方を並行して学ぶことのできる固有の環境があるためです。
スタートアップ企業ならではの変化と成長の速さを実感できる毎日になると思うので、チャレンジできる環境を求めている方とぜひご一緒したいと考えています。
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