IT部門/インキュベート室/DXチーム/チームリーダー
2019年にサンクスラボ入社。オンラインクレーンゲームやDXチームで情報システム管理、IT課題解決を担当。日本IBM、沖縄日立でのリーダー経験を活かし、サンゴ保全プロジェクト支援中。
IT部門/インキュベート室/DXチーム/チームリーダー
2019年にサンクスラボ入社。オンラインクレーンゲームやDXチームで情報システム管理、IT課題解決を担当。日本IBM、沖縄日立でのリーダー経験を活かし、サンゴ保全プロジェクト支援中。
2019年2月にサンクスラボに入社し、最初の4年間は、オンラインクレーンゲームのプロジェクトを担当し、2023年1月からは、現在の職場であるDXチームに配属となり、会社内の情報システム管理やサーバーネットワークの運営、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を担当しています。
具体的な業務として、サンクスラボで運営しているサンゴ保全プロジェクトのIT周りのサポートをしています。珊瑚を育成する水槽の中には水温や塩分濃度を測るセンサーがあります。それらのセンサーのメンテナンスや機械の設定を担当しています。
また、社内ネットワークの管理業務にも携わっています。オフィスで働くメンバーが使用するネットワークの構築および管理運営を行っています。現在私が所属している新しいオフィスのネットワークも私が構築しました。
さらに、IT資産の管理も行っています。サンクスラボには、タレントさん(障がい者の方。以下タレントさん)も含めて2,142名(2025年1月時点)の社員がいます。それらの社員が使用するパソコンやタブレットの調達と設定を行います。ときには「パソコンが起動しない」「パソコンを使っていたらウイルス感染したっていうメッセージが出たけどどうしたらいいですか?」などの相談に対して、状況を確認し、対応するようなヘルプデスクとしての業務にも携わります。
現在のサンクスラボにおける大きな取り組みの1つにDXがあります。ITを活用して社内のさまざまな課題を解決するものですが、このような取り組みにも関わっています。例えば、さまざまな場所やツールに散った情報を1つのツールに一元化するようなプロジェクトがあります。
日本アイ・ビー・エム・スタッフ・オペレーションズ株式会社でチームリーダーを担当し、株式会社沖縄日立を経て、サンクスラボからスカウトの連絡をいただきました。
当時サンクスラボは「福祉×IT」をテーマとして掲げていました。私はITの業界に所属していましたが、福祉関係の仕事に就いている友人から福祉業界の話を頻繁に聞いていました。そのため、自分の経験を活かしながら興味のある業界に携わるチャンスだと感じました。また、サンクスラボでは、決まった工程に沿って物事を進めるだけでなく、さまざまなチャレンジができると感じ、入社したいと考えました。
入社前のイメージは、従業員が100人もいないなかで、勢いがあり、挑戦的な取り組みを進めていて、自由な社風の会社というものです。実際に入社してもイメージ通りでした。
入社初日に「新しいプロジェクトが始まるからミーティングに入ってくれ」と言われて、新たなタスクがどんどん生まれていくのはとても新鮮でした。さまざまなことに挑戦したいという思いがあったため、自分にとってポジティブな環境でした。
挑戦や提案に否定的な人が少ないと感じています。普通の会社では受け入れられない提案であっても、サンクスラボの場合はとりあえず着手して進めながら調整する文化があります。仮に提案内容が甘くても、とりあえずスピード感もって着手し、ダメだったら学ぼうという考え方があると思います。
村上(代表)は、始めてプロジェクトで一緒になったときから「何事も成功するかどうかはわからないから、速度を重視してチャレンジし改善のサイクルを早くしていこう」と繰り返していました。このような考えが会社全体に根付いているのだと感じます。
一方、会社が大きくなるなかで何かをしようとすると、影響は今までと比べものにならないくらい大きくなります。そのため現在は仕事の進め方を少しずつ変えることを意識する必要があると思っています。
何かトラブルが起きて、私が対応して「ありがとうございました!めっちゃ助かりました!」と言ってもらえる瞬間に強いやりがいを感じます。
また、今まで整っていなかった状況やシステムを整理して、ビジネスのフローを円滑に進められる環境を構築できたときは、「ああ、やってよかったな」と、自分の仕事の意味を感じられます。
サンクスラボは福祉事業を展開しています。そのため、タレントさんの成長や活躍を目の当たりにできるところは当社ならではのやりがいかもしれません。オンラインクレーンのプロジェクトでは、タレントさんにも仕事に入っていただき、バナーの制作やライティング、景品の補充を担当してもらいました。タレントさんの活躍を直接見る機会があり、その方たちが生き生きしてる瞬間を一緒に感じることができました。このような機会はサンクスラボならではのやりがいだと感じます。
ハードスキルで言うと、教育に対して積極的です。私が、プログラミングの学習のために会社の補助を求めた際、「もちろん身になるのであれば、できる限りのサポートはします」と言ってくれました。そして教育費用の一部を会社が負担してくれました。このように社員がさらなるスキルを習得することに、とても前向きな会社だと感じます。
ソフトスキルで言うと、さまざまな方と関わる機会が多い会社のため、「ステークホルダーの人たちとどうやったら良い関係で仕事を進められるか」を日々考えて仕事をする必要があり、学びになっています。
オンラインクレーンゲームの事業では、タレントさんの活躍と事業としての成長の両立を求める必要があり、大変でした。
DXの仕事ではツールの導入が大変です。1つのシステムやツールを変更しようとする場合、関係者に変更する理由や目的、変更のメリットを伝えなければなりません。DXに関連する業務は社内営業の側面も強いと思います。
全体の雰囲気として、ポジティブな方が多いと思います。 論理性を求められる部分もありますが、頭ごなしの否定や叱責はなく、話を丁寧に聞いてコミュニケーションを取っていく方が多いと思います。「話せばわかる、話そうよ」という雰囲気があります。対話という言葉を社内で大事にしているため、対話して分かち合う文化や雰囲気があります。
例えば、メンバーと私で2週に1回の1on1を実施しており、普段考えてることや感じてる課題、相談事について、ざっくばらんに話をします。私も上長と週に1回、気軽な話をしつつ、今後の計画や今のタスクの状況などを共有して、相談しながらプロジェクトを進めています。このように同僚と話す機会は多いです。
就業時間は午前10時から午後7時までです。午前10時に朝会(チームMTG15分)を行い、今のタスクの状況やその日の予定、ヘルプデスク宛の相談や実行状況を確認します。備品の購入やパソコンの調達に関連する予定の確認や割り振りも朝会で行います。
メンバーはそれらの業務を午前中に処理して、午後はミーティングに参加し、自分が担当しているプロジェクトのタスクを進めていきます。およそ午後7時前に、進捗状況やプロジェクトの状況をタスク管理ツールに入力して帰宅します。
「ソーシャルグットを楽しむ」が、とてもサンクスラボらしいと思います。私を含めて「社会に対して良い影響を与えたい」という思いを持つ人が多いです。それを表す言葉が「ソーシャルグット:社会に対していい影響を与えていくこと」です。そして、それらの取り組みを楽しんでいこうという点に共感しています。「利益だけに焦点を当てず、利益を生む過程を私たち自身が楽しむこともソーシャルグッドになる」「働く人たちが増えることで、ソーシャルグッドになる」という点がサンクスラボらしいと感じます。
その上で、クレド(行動指針)に8倍速という言葉があります。働くなかで、普段から速度を意識しているので特に腑に落ちます。自分の力を最大限に発揮し、速度を上げ、楽しみながら働くことで、社会に対して良い影響が生まれると読み取っていいます。
サンクスラボの急成長を支える土台となるITツールやそれを活用するフロー、運用をはじめとして、社内において、まだ整ってないところがあります。会社の成長に合わせて、メンバーがツールを不自由なく使え、価値を出すことに集中できるIT環境を整えたいと思っています。
キャリアを通してITに携わっているため、今後はAIなどの最新技術もキャッチアップして、専門性を作っていきたいと思っています。
挑戦的な会社だと思うので、それを楽しめるマインドを持っている方に合うと思います。変化も激しく、今日と明日で状況が大きく変わっている場合もあります。それらの変化を苦に感じず、楽しんでいける人にはとても良い会社だと思います。私自身も、自分で考えることを楽しんで試してみたいという方と一緒に働けたら嬉しいです。
IT面では、環境を整えている段階です。環境を整えていく仕事が好きな人にとって、最初のフェーズに加わるのは大きなやりがいにつながると思います。決められたことのみに対応するのではなく、一緒にアイデアを出しながら「こういうものを作っていきましょう。こういう将来像にしていきたいですね」という形で取り組めるのは今だからこそです。
障がい者の方はフィルターをかけた目で見られることもあると思います。しかし実際に一緒に働いてみると、それぞれの強みなどを感じることが多くあります。障がいの特性に合わせた配慮は必要ですが、特別視せずに、1人の仲間として偏見なく一緒にやっていけるというのが実感です。
大きな視点で言うと、社会に貢献できてる実感がある点は、自分にとって大きなポイントです。サンクスラボが展開している事業は、障がい者の方に、ご自身の力を最大限に発揮してもらうものです。今まで働けなかった人たちが働けるようになることで、ご本人や家族も嬉しく、日本の人口不足や働き手の減少のような課題に対してアプローチできます。それを実現してる実感があり、やりがいを感じられるポイントです。
全体として、サンクスラボは、自分にとって非常に良い会社だと思っています。自由で挑戦できる環境を求めている方と共にぜひ働きたいと思っています。
サンクスラボは「人と技術の無限の可能性で、ソーシャルグッドを楽しむ。」というパーパスの元、主にIT/インターネットの活用を強みとする障がい福祉事業を展開しています。
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