thankslab サンクスラボ株式会社

「IT x 福祉」で地域の活性化を目指す企業「サンクスラボ」。
App、Game、Webなどの企画制作からオフショア開発、ニアショアBPO、
障がい者(児)等の就労や法定雇用の支援、そして国際福祉プロジェクト。

2025年、サンクスラボより年初のご挨拶

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2025年、サンクスラボより年初のご挨拶

お知らせ

皆様、改めまして、明けましておめでとうございます。

サンクスラボの代表をしております、村上タクオでございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

自公過半数割れ、トランプ政権の誕生、先行き不透明な国内および世界情勢となった2024年、おつかれさまでございました。
私たちサンクスラボは、皆様のおかげをもちまして先月、無事、9周年を迎えさせてもらいました。
(いよいよ今年は10周年、次なる栄光の10年に向けた第2創業期のキックオフを迎えます!)

今年も感謝の気持ちを大切に、恒例としている振り返りと年初のご挨拶をさせていただきます。
(リンクを含めて少々長めになってますので、理解を深めてもらう場合には30分程度かけてじっくり読んでもらえるとよいと思っています。m_m)

まずはじめに、

私たちの取り組みを簡単にご紹介いたします。

「IT×福祉」をテーマとし、デジタル社会における障がい者の活躍を、デジタル活用により後押しすることで地域社会に貢献する事業を約650名の体制(日本を中心にベトナムと韓国を含む3か国)で行っています。

具体的な事業としては、

▶ 「IT事業」として、
・ 障がい者と共に様々なインターネットサービス(ウェブ、アプリ、ゲーム)、インターネットショッピングモール(EC)の運営および各種BPO(PC、スマホ、タブレットによるデータ入力等)業務
・ 障がい者の活躍と各地域との連携による、ふるさと納税関連業務(自治体のふるさと納税事業の運営代行および返礼品の出品等)
・ IT/オフィス事務系の障がい者人材を企業に届ける障がい者雇用支援サービス「サテラボ」の運営
・ ベトナム(ホーチミン)ではITエンジニアを中心としたソフトウェア開発(ウェブ・アプリ・ゲーム)や3DCG制作

▶ 「福祉事業」として、
・ 沖縄 / 福岡 / 大分 / 長崎 / 佐賀 / 熊本県 / 鹿児島 / 山口 / 広島の9県で、主に障がいや疾患のある方がデジタル社会において自立や活躍することの後押しをするための福祉関連施設(障がい者就労の支援、障がい児童の療育等)を28カ所運営

▶ 「環境事業」として、
・海の生物多様性の保全のために、デジタル活用と障がい者活躍によるサンゴの陸上養殖および海中植え付けの展開
(世界最大級のコンサルティング企業、アクセンチュア社との協働および支援により実施)
※参考:アクセンチュア社の素晴らしいマネージャーさんによる珊瑚保全事業の紹介記事
https://www.accenture.com/jp-ja/blogs/japan-careers-blog/cc-coral-conservation

を行っています。

そして全社の理念として、「サンクスラボのパーパス&フィロソフィー(通称TPP)」と称した全社理念を掲げて日々の活動を行っております。
また、パーパスの中にある「無限∞」をシンボルとし、8倍速というワードを行動指針にも取り入れており、8の付く日は8倍速の日と制定としています。(今年最初の8倍速の日は、1/8です。)
単に8倍と聞くと違和感しかないかもですが、8は♾️も意図しており、♾️(無限)の倍速といえるイノベーティブな起点を丁寧に意識し、馬車から自動車の時代に、郵便葉書が電子メールに変わったような2倍や3倍の視座には無い8(♾️)倍レベルの変容につなげたいという想いを「8倍速」に込めています。
このような変容日常の業務を通じて、効果的に業務改善や進化につなげたいとして「8倍速の日」としています。

昨年2024年の主なトピックスとして、

・Jリーグ加盟プロサッカークラブの「FC琉球」への資本参画、FC琉球女子チームの「FC琉球さくら」へのスポンサー契約(地域スポーツへの関与を開始)
・主力事業の障がい者雇用支援サービス「サテラボ」の取引企業数が150社を突破
・大企業や中堅企業(エンタープライズ)の販路開拓を開始
・障がい者法定雇用率が2.3%→2.5%に引き上げ(2026年4月からは2.7%)
・6年に1度の 「医療・介護・障害福祉」のトリプル報酬改定(サンクスラボにとっては総合的に追い風)
・障がい福祉における政府の政策提言につなげるために本部役員および事務局長として、本社の沖縄県に(社)介護事業者連盟障害福祉部会沖縄県支部を設立
・生物多様性増進活動促進法案が国会で成立
・新卒4期生が入社(26年春入社の新卒6期生も絶賛募集中)
・2024年8月8日、村上タクオに改名
・私の実家の家族にトイプードルが仲間入り


『2024思い出フォト』 サンクスラボのパートナー(社員)であり、琉球FCさくらの背番号10番の伊藤選手、7番の三宅選手とリーグ優勝決定直後の1枚。

【集中戦略】について、

一昨年の2023年から、コアとなる事業モデルを盤石にすることを重要方針とし、障がい者支援(就労支援および企業向けの雇用支援)領域に注力する「集中戦略」を全社に通達し、2024年も引き続き「集中戦略」を「もっと集中戦略」とアップデートし、全社体制におけるリソース(ヒト・モノ・カネ)を優先させて取り組んで参りました。

そんな2024年、私の振り返りは、「兎にも角にもドタバタした1年」とまとめます。

2024年は、「8倍速の1年」をテーマとし、コア事業への「もっと集中戦略」を掲げてスタートした1年でしたが、私自身は、良くも悪くも息継ぎできない感じで我武者羅にドタバタと動き続けた1年で、本当に「あっ!」という間に1年が過ぎていった感があります。
事業や会社の成長としては成果や期待に明らかにつながっており良い影響だったと言えますが、個人的には1年を通して慌ただしい気持ち、しんどい気持ち、もどかしい気持ちが続き良くない状況だったと課題感を持っています。
楽をしたいわけではなく、精神性の高い状態で、より高く深く温かいパフォーマンスに引き上げる(8倍くらいに)ために個人的な課題であり反省と捉えています。

とても有り難いことに大きな問題やトラブルが生じてというわけではなかったですが、良くも悪くも「ドタバタした1年」となった主な要因とそれによる所感として、

⑴ 昨年のテーマとしていた「馬車の時代を車の時代に変えるような8倍速」を目指すべく、春以降、大企業や中堅企業へのトップセールスによる販路開拓を自らがフロントの営業マンとなり尽力しました。

大企業と中堅企業への販路開拓は、次なる栄光の10年に向けて最重要事項のひとつであることと、この要所の突破は社長の仕事と捉えているので、コア事業への「もっと集中戦略」において良いドタバタではあったと思います。(もっともっと効率は良くしたい)

スタートアップ界隈の環境が私にとって当たり前過ぎることだったり、大企業病という言葉のイメージのせいか、正直、大企業に特別な憧れを今まで感じていませんでしたが、昨年、複数の大企業や中堅企業と直接の関与をしながら「大企業・中堅企業ってすごい!」と率直に尊敬を感じるようになりました。分社化されているということもありますが、むしろ各業界における一定のシェアを持ちシンプルに事業構造を形成している感じだったり、関わる方々も優秀かつ仕事のレベルが高い印象でした(実務のスピードも速い印象です)。
数字の桁がいくつも違う規模での社会への影響やダイナミックさ、収益の安定感や周囲の誇らしさや安心の大きさを感じました。今まで規模自体へのモチベーションは特に意識していませんでしたが、サンクスラボも大きな規模の会社にしたい憧れの気持ちを純粋に感じました。(規模によるリスクも表裏であることも十分に考慮すべきであったり、ローマは1日にしてならずですが)

⑵ 直轄部門である社長室の取り組み(珊瑚保全など)を強化し、一昨年の末から新たにマネージメント体制を構築しようとしましたが残念ながら上手く構築できずに、昨年は年初から(特に春から)曖昧かつ不安定な体制を直接対処する必要が生じてしまいました。
自らのマネージメントの特性や課題も改めて感じまして、今後の社長室体制に活かして参ります。

ようやく昨年末に新体制のキックオフができたので、今年はこの部分でのドタバタは落ち着きそうで有り難いです。
不安定な体制において自らの直接対処が必要であったことで、現場を担う期待の若手との関係性を深められたことはややこしさはありながらも嬉しくもありました。

ドタバタながらも「里海珊瑚プロジェクト」と称した「海の生物多様性を保全する、絶滅危機の珊瑚保全」の取り組みを強化したことは、コア事業への「集中戦略」につながる実感もあって嬉しいです。
ようやく収益化も出来てきたこともあり、今後のさらなる展開が楽しみです。

⑶ 本当に重要なことではないことにも、神経や思考や時間を使っていたと年の瀬に振り返って痛感しました。

タスクやTODOを抱え過ぎていることもあるが、自分でなければできないことか、人にどう任せられることかの見極めや生産性の工夫など、私の仕事の仕方や創意工夫の課題を感じています。

本当に重要なことではないことにも、明らかに神経と思考と時間を使っていたと感じる部分は、その時は重要と感じていたり迷いがなかったりしていることの中に隠れており、見極められてなかったり見落としていたという反省があります。
今の自分にとって、今、本当に重要なことかを見極め、神経と思考と時間の使い方は今年向き合うテーマにしたいです。
予定も詰め込み過ぎるのが常態化してしまっており、全体を俯瞰しながら重要ポイントにはフォーカスし、短中長期の視野を持ち、日々の随時や要所の対応もできるよう、社長業としての一定の余白を意図してつくる必要(3割の余白をつくる)も痛感しています。

特定の課題や事象に過剰に集中して向き合ったり反応したりどうにかしようとしたりするクセもあるので、そのクセを活かせる環境設定と、任せ方というより助けてもらい方やあり方も工夫したいと思います。

これら3つが浮かびました。

良くもだが悪くもな1年だったと言葉に出しましたが、「 人と技術の無限の可能性で、ソーシャルグッドを楽しむ。」とパーパス(私たちの存在意義)にあるように、今年も来年もこの先もずっと、私自身が率先してバリューに掲げている「可能性への気付き」を日々感じ、ソーシャルグッドを楽しみ尽くしたいです!

全体としては、コア事業への「もっと集中戦略」を軸に、一昨年に引き続き、いくつもの要所にて質の向上を実感できたこと、チームの層が明らかに厚くなってきていること、盤石な事業モデルの骨子が更に見えてきたこと、バックオフィスや管理サイドをだいぶ整えられてきたこと等、着実に積み上げられている実感があります◎

長期間、一貫性を持って一つの方向に押し続けていれば、やがて反復的ループの累積効果によって当初は予想もしなかったような大きな効果がもたらされる現象を「弾み車の法則」と言いますが、まさに押し続けている実感もあり、今年も押し続けたいと思います。そして比例して収益性向上もしており、増収増益を実現しています。

昨年は、複数の自治体の役場にも伺い、複数の首長等にもお会いすることができました。

「集中戦略」のコア事業には位置付けられてなかったものの、ネットショッピングを中心としたEC部門と称する弊社内部門にて取り組む、障がい者の活躍と各地域との連携による「ふるさと納税関連業務(自治体のふるさと納税事業の運営代行および返礼品の出品等)」が著しい成長をしております。(EC部門のパートナーのみなさん、とても光栄に感じてます!)

全国の自治体の関係者のみなさま、「ふるさと納税」への成長期待や現状課題をお持ちの際にはぜひ一度、お気軽にお声がけくださいませ。

※サンクスラボでは、組織や事業の運営に関わるメンバー(所属従業員、経営陣等)を「パートナー」と呼称しており、支援の対象者になる障がい等のある方を「タレント」と呼称しています。


『2024思い出フォト』 常陸牛がおススメの茨城県那珂市の先崎市長とのツーショット。

改名について、

昨年のトピックスで触れた改名について、気にしてくれる方もいると思うのでありのままを伝えておきます。

2024年8月8日、村上タクオと改名しました。
みなさん、改めてどうぞよろしくお願いいたします。m_m

2024年8月8日(大安)は、8(2+0+2+4)x 8 x 8=512という、あまりに特別な「512倍速の日」と捉えておりまして、馬車が車に、郵便ハガキが電子メールやメッセージに変わるような、そんな創意工夫やイノベーションへの想いを込めて、この日に改名しました。
今年から8がダブルの8月8日、64倍速の日は、マイセカンドバースデーと位置付けます。

気付けば45歳になり、100年時代における折り返し地点が見えてきた今、人生の後半戦では512倍くらいの成長、そして512年くらい続く火種みたいな存在を創造したいと、そんな気持ちも込めています。

生まれてから45年ほど、本名は「卓郎(たくお)」でしたが、当て字というわけでもなく何も間違っているわけではないけれど、99.9%が「たくろう」としか読めず、学校や塾の先生、友人やクラスメイト、職場や取引先の方々とは、出会って間もない頃は、「たくろう君、たくろうさん」と呼び間違えられることが多く、小学校1年生の頃からコンプレックスに感じていました。

特に複雑な気持ちになるのは、名前を呼び間違えられることよりも、名前を呼び間違えさせることでした。
名前を「たくろう君、たくろうさん」と間違えて呼ばれた際に、何度も会いそうな人でなければそのまま「たくろう」でいいかなと面倒に思うことも多々ありましたが、それも不自然な関係になってしまうし失礼かとも感じるので「名前が読みにくくてすみませんが、たくおと読みます。」と都度訂正をすると、相手の方は「ごめんなさい。」とか「失礼しました。」と言ってくれたり、気まずそうにしたりします。
読み間違えても当然の名前を間違えさせて、謝らせたり気まずい思いをさせたりすることに逆に申し訳ない気持ちや恥ずかしい気持ちを感じていました。
名前の読み方がわかりにくい場合や、読み間違えられやすい人も珍しくないと思ってもいますし、最近というか平成生まれくらいからは明らかな当て字の名前(キラキラネーム等も)も珍しくないのですが、「卓郎」は普通「たくろう」とあまりにすんなり読めてしまうところにややこしさがあったのかと思うのと、私が過剰に思い込んだり囚われていたりしただけだったのかもと、今となっては感じてもいます。

そんな私は、社会人としてまだ駆け出しだった、21歳くらいから「村上タクオ」とたまに遊び心も含めて通称としてみたり、2002年に最初の起業で法人設立をして社長業をはじめた23歳の頃からビジネス通称として「村上タクオ」を使用するようになりました。
「村上タクオ」とすることで、お相手が読み間違えないようにしたことと、コンプレックスを独自性や個性としてプラスに変えていきたい気持ちがあったことを記憶しています。
この頃、生まれ育った地元の渋谷区議会議員選挙に出馬しようと思っていたこともあり、選挙活動で読みやすい通称にされる政治家を気取った雰囲気での照れ隠しもあったように感じます。(起業家の道を究めたく、結局その後に出馬はしませんでしたが)

きっかけのひとつとして、ここ10数年に渡り私が大好きな「キングダム」という漫画がありますが、その「キングダム」の実写版映画で王騎将軍を素敵に演じている俳優「大沢たかお」さんの存在があります。
私が10代の後半のとき、ドラマ「星の金貨」等で大スターとなっていた(今も大スターですが)俳優の「大沢たかお」さん、本名は「大澤隆夫」さんのようでして、どんな理由なのかはわかりませんが名前がひらがなの「たかお」となっている「大沢たかお」さんを見かけるたびに名前に反応をし、名前が「ひらがな」になってることも含めて他のスター俳優の中での独自の輝きに感じられ、漢字の名前を読み方(ひらがな)表記の通称名化という気付きを私にくれました。

そして同じく10代の後半に、トリプルミリオンも記録したNY出身の大スター、シンガーソングライターの宇多田ヒカル(本名:宇多田光)さんも「カタカナ表記の名前」の選択肢という気付きをくれました。その頃、秋葉原を中心とした日本のサブカルチャーとしてのオタク文化が市民権を得てきており、世界のOTAKU CULTUREとしての期待や評価も高まっており、カタカタで「タクオ」は世界に羽ばたきそうで良いかと感じたりもしていました。

少し脱線しますが、私は両ほほにえくぼがあり、幼少期は可愛らしい子供だったようです。笑うと両えくぼの笑顔によく「たっくん、可愛いね。」と言われましたが、女の子みたいと言われているようで嫌でした。
それゆえ自分の笑顔が好きでなく、写真を撮影する際に笑った顔にならないように無意識になっていました。
私が10代の中盤から後半のとき、ドラマ「ひとつ屋根の下」やミリオンヒット「HELLO」等でスター俳優&歌手だった「福山雅治」さん、「えくぼがあってこんなにカッコいい素敵な人がいるんだ、えくぼあってもいいんだ。」と私にとって良い気付きをもらい救われました。

通称名のままでなく、このタイミングであえて本名として改名したことについては、

・会社の成長に伴い公的な手続きが増え続けていく中、通称と本名の使い訳がかなり複雑になっており益々なりそう。
・コンプレックスと感じることもプラスの力に変えていけると証明したい気持ち。
・100年時代の今、バッファを考慮して控えめに1割引いた90年とした場合、いよいよ人生の後半戦のスタートラインのタイミング。
・両親が元気なうちに、改名についての理解と承諾を直接もらいたかった。

これらが主な理由です。

そして、2024年8月8日(大安)は、8(2+0+2+4)x 8 x 8=512という、あまりに特別な「512倍速の日」を重ねて改名を実行しました◎


『2024思い出フォト』 改名にあたり字画も先生に伺いました。

さて、突き抜けてゆくとした2025年の私のテーマですが、「本当に重要なことかを常に自問し、即断即決/即実行/即答する1年」といたします。

兎にも角にもドタバタした昨年でしたが、10年超の長期視点で繁栄していくコア事業モデルを盤石にするため、今年も「集中戦略」を実践し、継続して参ります。

そのためにも、上述の昨年の振り返りでの課題感である、本当に重要なことではないことにも使っている神経と思考と時間、そして見極めを工夫する1年にすべく、今年のテーマを「本当に重要なことかを常に自問し、即断即決/即実行/即答する1年」とします。
何らかの行動をする際に、本当に重要かどうか自問を1秒程度感じてみたりして、その時に感じる違和感を大事にしてみたいと思っています。
息継ぎできないほどの昨年の慌ただしさも反省しており、日々の時間に約3割の余白を持つことも重要と捉えており、本当に重要なことへのアクションにおいても「即断即決/即実行/即答」により8倍くらいにまでスピードを上げたいです。
そのために、だいたい正しいとも言われる直観を磨き活かすこと、そして専任の社長補佐的な秘書兼BIZアシスタントの配置を行います。

ちなみに「即断即決/即実行/即答」は、メンター的に私を長く個別指導くださっている元マッキンゼーでLGグループやUNIQLOの経営改革を支援されてきた赤羽雄二氏からの教えです。
※参考:赤羽雄二氏の著書一覧はこちら
https://b-t-partners.com/book

そして、今年も継続し3年目となる「集中戦略」の主な取り組みポイントについてです。

障がい者支援(就労支援および企業向けの雇用支援)を注力分野する【集中戦略】において、

・首都圏にてモデルケースとなる事業拠点をつくる(重ねて東京の営業拠点も工夫する)
・障がい者、企業、地域社会への貢献を徹底して工夫する
・障がい者リソースxソフトウェアを強化(ソフトウェア開発体制も増強)
・生成AIの活用を強化
・ブロックチェーン関連領域の研究
・精神科医療視点からの支援の研究
・ドミナントによる新規出店を検討
・仕組み化、組織化、人材採用、人材育成の強化
・自治体との「ふるさと納税関連業務」とコア事業との連携を強化
・政策提言や業界の健全性を高めるための業界団体への貢献

これらすべてが同等の優先順位および重要度で取り組めるわけではないですが、これからの仕込みを粘り強くPDCAを重ね、圧倒的な独自の提供価値を高めて参ります。

今年はついに首都圏での事業展開をはじめます。
これまで、取引をしている東京を中心とした首都圏企業の多くから、サンクスラボの首都圏での事業展開を希望いただく声が多数ありました。
その声に応えることができることがとても嬉しいです。
すでにある東京営業所との連携により、販路開拓や取引企業への対応を手厚くできる効果も期待しています。

【地方創生への想い】において、

障がいのある方々の活躍を後押しすると共に、地方創生スタートアップ企業でもあるサンクスラボとしては、私たちの事業活動そのものが地方創生のエコシステムとなり地域社会や国家に貢献したい想いは変わらないので、首都圏においてもサンクスラボらしい事業展開をしたいと考えています。

私たちサンクスラボの地方創生への想いと貢献として、「集中戦略」における障がい者支援(就労支援および企業向けの雇用支援)の事業成長が直接的に地方創生エコシステムを形成していくことについてをお伝えさせてもらいます。

「地方に稼げる環境をつくり、安心して働けるようにする。」ことが、地方創生の1丁目1番地とも言われています。

私たちは、首都圏の大都市(東京)に一極集中している仕事や雇用そのものをインターネットを通じて地方に運び、その担い手となる労働者して、行政(福祉的支援)やご家族等からの支援が必要な場合も多い就労困難な障がい者が、持続的に活躍できる仕組みを構築しています。

それにより地方のGDPを増やし、行政の税金使途や社会保障費の負担が軽減され、ご家族の経済的・時間的・精神的な負担が軽減され、就労困難であった障がい者が枯渇している国内労働力に納税者として変わり、地方都市にて障がい者が継続的に地域の消費者として安心して暮らしていける、このようなエコシステムによる地方創生への貢献を自負しております。

我が国の障がい者数は、全国で1,164万人(総人口の約9%、身体423万人/知的126万人/精神614万人)を超え、年々増加を続けておりますが、地方都市の障がい者の「働く」を支える重要性について興味深いデータを紹介させてもらい、障がい者就労における賃金、地方における障がい者就労についてもお伝えさせてください。

上記のスライド①(障がい者就労における賃金について)にある通り、障がい者就労の約40%は福祉的就労で、全国平均での収入は月額1.7~8万円程度であり、自立した生活を送ることが困難です。
約60%の一般就労(企業等)においても、全国平均での収入は月額15万円以下となっております。
つまり月額15万円以上の収入は、全国の障がい者の収入における上位30%層ということを意味している。
国税庁のデータによると全国の給与所得者の平均が月額38.4万円(年収461万円)とされており、障がい者の収入がいかに少ない現実にあるかを感じてもらえると思います。

上記のスライド②(地方における障がい者就労について)にある通り、地方は障がい者数に対して、該当地域の企業等での障がい者の雇用義務数が少ないため就労先が少ない状況があります。

サンクスラボの本社のある沖縄県を例にすると、沖縄県の企業ではすでに障がい者の実雇用率が約3%となっており、障がい者法定雇用率の2.5%を十分に超えており、沖縄県内企業は障がい者雇用を増やす必要性がかなり低い状況となっています。
一方で、厚生労働省「令和5年 障害者雇用状況の集計結果」によると、障がい者の法定雇用対象企業は全国で約10.8万社あり実雇用率は2.33%、法定雇用達成企業の割合は50.1%となっており、全国的には実に半分の企業(約5万4,000社)が障がい者雇用を増やす必要性が高い状況になっています。

加えて、2026年4月から障がい者法定雇用率が、現状の2.5%→2.7%に引き上げられます。
(欧州諸国では、障がい者法定雇用率が5%(ドイツ)、6%(フランス)、7%(イタリア)といった水準となっている国もあり、我が国の障がい者法定雇用率もさらなる引き上げがあるだろうと予想されています。)

そのような状況の中、私たちサンクスラボは、上述の地方創生エコシステムに内包している障がい者雇用支援サービス「サテラボ」を通じて、一極集中している大都市と地方をインターネットでつなぎ、地方の障がい者の就労支援および就労環境の創出することと、同時に月額15万円以上の収入となる障がい者の就労人数(上位30%層)をひとりでも多く地方に増やすことに努めています。

障がい者雇用に関心をお持ちの企業の方には、地方創生のエコシステムでもある障がい者雇用支援サービス「サテラボ」をご検討いただきたく、お気軽にお声がけいただければ有難いです。(クオリティにも自信があります!)

※参考:障がい者雇用支援サービス「サテラボ」、以下のURLよりお声がけくださいませ。
https://www.satellitelab.net/

【環境保全への想い】において、

そして、環境保全スタートアップ企業でもある私たちサンクスラボが手掛ける「里海珊瑚プロジェクト」、海の生物多様性を保全する絶滅危機の珊瑚保全事業は、開始から丸3年が経ちました。

生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せることを意味する「ネイチャーポジティブ(自然再興)」という言葉もニュース等でよく聞く言葉となってきましたが、昨年4月には我が国でも生物多様性増進活動促進法が国会で成立され新たな局面に向かっております。
全世界的な生物多様性保全への取り組み要請が徐々に具現化しており、気候関連財務情報開示(TCFD)に続く、生物多様性保全の自然関連財務情報開示(TNFD)もはじまります。
※参考:TNFDとは何かわかりやすく解説(朝日新聞SDGs ACTION!)
https://www.asahi.com/sdgs/article/15060909

気候関連財務情報開示(TCFD)は、東証プライム上場企業に義務化されており、国内では1,470の企業や団体が賛同しており、昨年は東京証券取引所にカーボンクレジット市場が開設されました。
※参考:カーボンクレジット市場とは?(サステナビリティNavi)
https://sustainability-navi.com/insight/43/

これからはじまる自然関連財務情報開示(TNFD)においても、多くの企業や団体の賛同が予想されること、そして遠くない未来に法で定められた生物多様性クレジットの市場が開設される可能性も高いのではと予想しており、その潮流に「里海珊瑚プロジェクト」をつなげていきたいと考えています。

その大きな潮流は、環境保全の従事者としてタレント(障がい者)たちの新たな仕事であり就労の幅を大きく広げられると確信しています。

「集中戦略」への貢献を深めながら黒字化もでき、今年更なるステップアップをチャレンジする「里海珊瑚プロジェクト」の主な取り組みポイントについてです。

・EXPO2025(大阪万博)への協賛および出展
・海の生物多様性保全の学びや体感ができるミュージアムを那覇市にオープン
・珊瑚保全の活動地域の環境省による認証取得
・企業版ふるさと納税の対象プロジェクト化に着手
・珊瑚保全の活動従事者として中度重度の障がい者支援に参入
・珊瑚保全の活動拠点を首都圏や病院内に設置
・生物多様性の自然関連財務情報開示(TNFD)が必要となる大企業と中堅企業への販路開拓

これらの仕込みを具現化していき、コア事業の「集中戦略」に貢献したいと期待しています。

※参考:OTV沖縄テレビ放送(変わった場所で育ったサンゴを海へ、2024/4/24)
豊見城市長と一緒に養殖した珊瑚を海に植付けた際に取材いただいたニュース動画です。
6分尺ですが、「里海珊瑚プロジェクト」の概要理解が深まると思います。

※参考:里海珊瑚プロジェクト取組み実績についてはこちら。
https://type-a.thankslab.biz/sango/achievements/


『2024思い出フォト』 豊見城市長と一緒に育てた珊瑚の植付けをしました。(YouTube動画ぜひご覧ください。)

2023年の年初から掲げている「集中戦略」ですが、2024年も「もっと集中戦略」と題して継続し、2025年の今年は「もっとも集中戦略」と題して、石の上にも3年、一層に集中を深めます。

そして10周年の節目を第2創業期のキックオフとし、次なる栄光の10年に歩みを進めます。

「もっとも集中戦略」の推進にあたり、数年来続けてきた離島地域での就労支援プロジェクトと国際協力として取り組むルワンダ共和国での就労支援プロジェクトについては、共に当面の間は、「集中戦略」を優先するために活動を限定的にすることにいたします。m_m
また、注力分野(就労支援とサテラボ)以外の事業部門も集中戦略へのシナジーある関与および貢献をしてもらうために、戦略立案や方針転換をすることもあるかと思います。

>>全パートナーの皆さん。
是非に理解と尽力をいただきたく、何卒よろしくお願いします。


『2024思い出フォト』 80代を迎えた両親、初めての子犬生活に挑戦。(村上ココと申します。)

そして、チーム・サンクスラボの中核メンバーである私のKPTといたしまして。

●2024年、うまくいったこと、2025年も継続したいこと (Keep)

・「集中戦略」、「もっと集中戦略」のたしかな成果と手応え、そして「もっとも集中戦略」への意思決定。
・会社としていくつもの要所の品質が高まっている実感。(起業 ⇒ 企業への階段を登っている実感あり)
・中核を担う期待のリーダー・マネージャー層が厚くなってきており、さらに分厚くしたい。(ワークショップもできてよかった、今年もしたい◎)
・大企業と中堅企業(エンタープライズ)への販路開拓をスタートした。(トップセールスによる販路開拓を今年も自ら尽力します!)
・理事、役員、事務局長を担う2つ業界団体の活動を開始できた(気軽に話せる業界中核の経営者のつながりができた)
・「里海珊瑚プロジェクト」がネクストステージのチャレンジにステップアップ。(コア事業への貢献ができてきている)
・今年迎える10周年の節目を第2創業期のキックオフとし、次なる栄光の10年に向けた希望を感じられている。
・生成AI活用を業務に取り入れはじめられた。(生成AI活用にはしがみつきます!)
・社内向けウェブサイト(社内ポータル)のリリースと全社業務ツールをMicrosoftに統合して運用を開始した。(地味だがポテンシャルが大きい、苦労したDXチームに感謝)
・顧問やコンサルタント等の外部パートナーとの良い出会いが複数あった。(ご縁を大切にしたい、ご縁づくりを今年もしっかり続けます!)
・戦略的スタートアップ投資を複数社に実行できた。
・起業家創業者の世界的ネットワーク団体「EO」に入会した。(韓国語の学び直しや英語に関心を持つ機会になった)
・飲酒の回数は変わらず多かったが深酒は数回くらいしかしなかった感がある。(今年の人間ドック数値で酒量や日数は再度検討する)
・ゴルフをはじめてみることにした。(100切りって回れるようにはなりたいな)
・実家の両親に初めてのトイプードル生活をプレゼントできてよかった。(そして可愛すぎる)

●2024年、うまくいかなかったこと、課題なこと (Problem)

・昨年に続き、社長(私)の役割や仕事のやり方や在り方、事業や組織への関り方に課題を痛感した。(会社規模や経営のフェーズが変わっている中で、社長の進化が必要!)
・昨年に続き、管理会計を含む経営管理(KPI)の仕組みができなかった。(かなり前進はしました、経営支援の体制もイメージできていて、今年こそできます!プロダクト思考で組織と管理体制をデザインしたい)
・昨年に続き、四半期ごとの各幹部層の期待と役割と責任の定義、定例の進捗確認と課題解決のための会議や共有の運用がスムーズにできなかった。(経営支援の体制もイメージできて、今年はできます!)
・昨年に続き、体調管理と運動ができなかった。(那覇マラソンは参加したw)
・ブランディングやPR、SNS活用が弱い。(やりたかったが注力できなかった、今年はテコ入れします!体制もつくりたい!まずはコーポレートサイトリニューアル!)
・経営および執行体制の補強ができなかった。(慌てずに急ぎながら、引き続き出会いの旅を続けます!)
・英会話の学びをはじめたかったができなかった。(改めて、今後3年で最低限のビジネス英会話を身に着ける)
・心や心の学びに向き合う余裕があまりなかった。(1日1秒以上、心身の緩みを意識する習慣をつける)

●2025年、ためしたいこと、挑戦すること (Try)※Keepを維持、Problemの改善は前提として、その一部重複および追加のトライを以下に記載。

・本当に重要かどうか&本当に自分がやるべきかどうかの自問、日々3割の余白、違和感と直観を磨く、そして「即断即決/即実行/即答」により8倍くらいにまでスピードを上げる。(これぞ8倍速!を体現したい)
・人との出会いの回数を意識的に増やし、繰り返し語り、直観や違和感を大事に、丁寧に慌てずに継続的な接点を模索する。(社外の面談や面接の回数をカウントします)
・ブランディングやPR、SNS活用の強化!(得意でないが重要なのであえて重複)
・理念のサンクスラボのパーパス&フィロソフィー(通称TPP)の社内浸透やアップデートに向き合う
・寝る1時間前に飲酒を終わらせて睡眠の質を高める
・息抜きに映画を週1本見てみる(ドラマはなるべく見ないとし、継続した場合は来年の年初におススメを発表するかもしれません)
・運動をする!(ゴルフとジムにいくつもり)

恒例のiPhoneの万歩計について、2024年の平均1日歩数は8,525歩となりました◎
2024年の年初に8,500歩の目標を立てていたので、何とか達成です。
(ちなみに2023年の平均1日歩数は7,506歩でした。)

2025年の平均1日歩数の目標は、サンクスラボのパーパス&フィロソフィーに掲げている「8倍速」を日々意識すべく8,888歩とします!

特に運動はしなかったですし、歩くことに心理的負担もなく、良いウォーキング習慣ができてきたように感じてます。(今年はゴルフもします!)

◉2024年のベスト句

個人的な趣味としてたまに詠っている気まぐれ現代和歌についても2024年のベスト句を共有させていただきます。

「 想い合う 世界平和に 一石を 投ずる奇作 サイゴンの息吹 」

ベトナム・ホーチミンのタンソンニャット国際空港にて成田空港に向かうフライトの待ち時間に詠んだ一句です。


『2024思い出フォト』 ホーチミンの夜景を一望するルーフトップバーにて、ご家族たちも招いてのパーティ。

昨年末、サンクスラボの中核を担うマネージャーを中心としたリーダーズワークショップをベトナム・ホーチミンにて開催しました。
家族帯同のワークショップ旅行を企画し総勢50名超の参加となり、仕事モードの一面と家族モードの一面を垣間見れたり、時に重なる感じにもホッコリさせてもらったり、日頃ご家族にご挨拶させてもらえることはないので有難い機会でもありました。

サンクスラボは、ベトナム・ホーチミンにソフトウェア開発および3DCG制作を専門に行うホーチミン拠点(100%子会社のThanksLab Vietnam Inc.)を有しており、ウェブ・アプリ・ゲーム(メタバース)・IOT・VRAR等の企画/制作/開発を約60名の体制にてワンストップで行い、サンクスラボの強いIT力の源泉となっています。

そのホーチミン拠点にて主に企画/制作/開発し、日本国内でサンクスラボが支援する障がい者と共に運営を行っているアバターゲーム「MILU」の進化版がリリースに向けた準備をしており、その現場見学や連携のためのコミュニケーションを兼ねたリーダーズワークショップでした。

このアバターゲームは、サンクスラボの前身とも言えるインターネット会社にて、20年前となる2005年に私が着手したゲーム事業での作品ですが、アバターという自分の分身キャラクターを通じて他のアバターと双方向リアルタイムでコミュニケーションやゲームを楽しみながら生活できるインターネット上のコミュニティ空間となっています。
その空間で活躍する多くのアバターの中には、現実世界では体が不自由であったり、心に不安や課題があったりする方もいましたが、そんな方々がアバターの世界では現実世界のハンディキャップやコンプレックスを感じずに、飛んだり走ったりと自由に動けていたり、むしろ自分らしい自分を表現できていたり活躍されている姿を目にしていました。
私たちは、仕事を通じてその彼や彼女らと接していたわけですが、私たちがしている仕事の術を伝えさせてもらったり、一緒に仕事もできるような環境がつくれたりできたら、ハンディキャップやコンプレックスを超えられることもできるアバターの世界が、趣味やコミュニケーションとしての活躍の場としてだけでなく、社会活動や経済活動に直結した活躍の場にすることもできると希望を抱き、サンクスラボの創業につながっています。

実際にサンクスラボの創業当初から、アバターゲームの運営ノウハウの一部を障がい者の職業訓練や就労支援のカリキュラムにコンバートして活用し、現在に渡りアバターゲームの運営の一端をタレントが実務者として担っており、「集中戦略」での高いシナジーも期待したいです。

また、この作品は「心温まるコミュニティで世界をつなぐ!」というコンセプトでして、かつては殴り合いや殺し合い的な要素が多かったインターネットのゲームの世界に、互いに感謝し合える助け合いや高め合いの要素を軸に取り入れたゲームになっているのが大きな特徴です。
「思いやり」「助け合い」の気持ちを大切にし、互いに「ありがとう」の気持ちを伝えあうことで、世界中の一人でも多くの人が笑顔になれる、コミュニティ(世界観/空間/つながり)の創造を目指していました。
そんなコミュニティ空間でもあるゲーム作品が、国内外にて多くのユーザーに愛されれば愛されるほど、互いに思いやりの気持ちを持つ心のあり方や価値観みたいなものの醸成が深まったり、その波紋の連鎖が広がり、人類の愛と平和(ラブ&ピース)な世界につながる何らかの一石を投じるべく、着手から20年たった今も企画/開発/運営を続けているアバターゲームの進化版ということで、並々ならぬ想いで期待しています。

世界のゲーム市場は、2030年には約150兆円(9537.7億米ドル)の巨大市場に達すると予想されています。
特にインターネットゲームは、理論上ゲームに表示される言語を変換(翻訳)するだけで海外展開ができる特徴があり、私たちのアバターゲームの進化版では、現存する人類の大半の手の平にあるiPhoneまたはandroidというたった2色のOSを通じて、改めて「ありがとう」が飛び交う「心温まるコミュニティ」を約200の国や地域につなげるチャレンジにつなげたいと考えています。
※参考:(Panorama Data Insights)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000091008.html

アバターゲームの進化版は、スマートフォンアプリでの利用が当面のメインですが、ゲームの枠を超えたメタバース(インターネット上に多人数が自由に参加可能な仮想空間)やウェブ3(ブロックチェーン技術による分散型ネットワーク)展開への可能性も秘めています。

AIやロボットが多くのタレント(障がい者)の仕事を奪っていく時代ですが、ゲーム内での活動やアイテムがゲームの中だけでなく現実の価値とつながり現実経済の延長となり仕事や就労の概念ができる時代もだいぶ近いと思っています。
P2Eとも言われていますが、そんな新しい仕事や就労の概念をタレントの新たな活躍の場につなげていけるよう「集中戦略」における優先順位とバランスを考慮しながら腰を据えて深めていきたいと思います。
※P2E(Play to Earn)とは「遊んで稼ぐ」という意味で、インターネットゲームにブロックチェーンの技術を活用することによりユーザーに報酬を与えたりすることができる仕組み。

「 想い合う 世界平和に 一石を 投ずる奇作 サイゴンの息吹 」

もはや詩の解説と言えませんがw、そんな想いを詠んだ一句でした。

※現在のホーチミンの旧名が「サイゴン」で、今もホーチミン市の中心地がサイゴンと呼ばれることがあります。


『2024思い出フォト』 アバターゲームの進化版のグラフィックをチラリとご紹介。

ドタバタな1年だったこともあり多くの読書はできませんでしたが、昨年の印象に残った5冊を厳選して紹介いたします。(今年は読書量も増やします!)

① 戦略の要諦

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・困難な課題に最重要ポイントという概念を導入すると、注意がまさにその一点に集中するという効果が得られる。戦略とは困難な課題を解決するために設計された方針や行動の組み合わせであり、戦略の策定とは、克服可能な最重要ポイントを見きわめ、それを解決する方法を見つける、または考案することにある。
・戦略を立てるスキルは3つの要素で形成される。第1は、ほんとうに重要なのはどれで、後回しにしてよいのはどれかを見きわめる能力。第2は、その重要な問題の解決は手持ちのリソースで現実的に解決可能なのかを判断する能力。第3は、リソースを集中して投入する決断を下す能力、逆に言えば、貴重なリソースを小出しにしたり、一度にいろいろなことに手を出したりする愚を犯さない能力である。3つのスキルはどれが欠けてもならず、3つがそろって初めて課題の核心、つまり最重要ポイントに全力集中できるようになる。
・ミッション・ステートメントを掲げたところで戦略策定の指針にはならない。基本的な価値観についてのあなたのコミットメントを輝かしいものにするのは、あなた自身の行動である。
・戦略は組織が直面する課題から始まるのであって、先に最終到達地点としての目標を設定するのは順序があべこべである。自分の望む業績目標から戦略を逆算して導き出す人もいる。例えば「今後5年間、売上高を年20%伸ばす」と決めて、そのための戦略を考えるわけだがこのやり方はうまくいかないと断言できる。なぜなら、目標はその実現方法を語ってくれるわけではないからだ。戦略策定の一歩目は課題の特定であり、目標設定することではない。
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戦略の策定について、とても深くシンプルに整理されていて学びになりました。

「克服可能な最重要なポイント」、「克服可能な方策と手持ち資源」、「手持ち資源の集中投下」の判断が重要。
具体的な方策が甘い場合(練り切れていない)が多い気がしましたが、方策の失敗は実行後に上手くいかなければ気付きやすいが、最重要ポイントのミスはそもそも見落としている(気付けてない)ため、なんらか実行後にも気付きにくいことをより意識をしなければと感じました。

「先に目標を設定するのは順序があべこべ」のくだりの解説が、とても腹落ち感がありました。
私自身のこれまでの経営において、目標だけの設定から逆算して戦略や行動仮説を立てる議論がイマイチしっくりこなくて、例えば、ここをAの仮説で突破できたらどの程度いけそう。またはここをBの仮説で突破できたらどの程度しかいかない。その上でいつまでにどの程度までいきたいかの希望(志)と具体的な打ち手(仮説)と現有資源(人/物/金/情報)的に実現可能かどうかのバランスみたいな思考をしながら一定の腹落ち感ある塩梅にて戦略の策定をしてきた感覚があるので、その感覚はこの本の教えに近いものがあって励みになりました。(目標を否定しているわけではなく、達成方針と共に目標を掲げることは大切と思っています。)

② SAME AS EVER この不確実な世界で成功する人生戦略の立て方: 人の「行動原理」が未来を決める
普遍的な人間の行動原理を深く掘り下げた1冊です。
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・ほんの些細なことが歴史の歯車を動かしている
・変わらない人間の行動パターンに目を向ける
・幸せとは期待値のコントロール
・経済や社会で起こる大きな変化は「予測不可能」なものから始まる、
・成功は幸運の積み重ねであり失敗はリスク管理の不足から生じる
・本当に重要なのは数値化できないもの
・経済で起こることの大半は感情に根ざしている
・最も影響力のある物語が勝利を手にする
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自らの日常の意識や思考に是非とも加えたい気付きとなりました。

③ 良い人生は「結果」ではない
充実した人生を達成すること、それを「自分が築いた人生」と呼び、行動、願望、そして志という3つの要素が密接に絡み合っていて羅針盤となる。そして自分の人生を築くのには終わりがない。「十分に達成したよ。もう十分だ」と言えるような、きっかりとした終わりはない。それなら、息をするのを止めたほうがいい。
呼吸をするたびに人は変わり(変われる)、後悔も、成功も、性格も永遠に続くものは何もない。
このへんのフレーズがとても印象的でした。
私の心の学びの恩師が主宰している、LPL養成講座で感じたことや学んだことにも近しい概念を感じました。
自分を探求したい方にススメたい講座です。
※参考:岡部明美のLPL養成講座(18期/東京)
https://okabeakemi.com/lpl/

④ 2050年の世界 見えない未来の考え方
世界の人口は、約20年前に人口が70億人だった記憶があるが、今は約80億人、2050年前頃には約100億人とのこと。2050年に日本の人口は約1億人。
世界で一番犯罪率が低く、世界で一番長寿の国である日本は、日本は世界のどの国も経験していない最も高齢な高齢な社会の意味では、人類のフロンティア国家でもある。
事実から未来を具体的に想像する感じが、ネクストソサエティ、ファクトフルネスを思い出しました。
世界の国や経済について、楽観と悲観の両面から客観的な学びや気づきが深まるのと同時に、現在の世界の要所を広げながら未来への奥行きを感じるような旅を楽しませてくれる1冊でした◎

⑤ あっという間に人は死ぬから
時間を食べつくす(浪費する)モンスター(根本的原因)のロジカルな解説に気付きをもらいました。
モンスターの倒し方として「避けられない闇(死・孤独・責任)と向き合い、闇を照らす月(かりそめの平穏)に惑わされず、太陽(価値観)を見つけ、自分の人生に主体的に関わること」とされてます。
一種の現代的な悟りであり修行に向かう在り方のような感も受けました。
著者の本心を参考ケースとしても触れながらワークを通じて、自分の本心を具体的に掘り下げることができる1冊です。

ということで、今年の年初挨拶も長文になりましたがw、締めに入ります。

恒例の移動地域共有としては、昨年も各地を訪ねさせてもらいました。

【 国内:東京周辺と沖縄本島を除く 】
・神奈川県(葉山、鎌倉)、千葉県(海浜幕張、浦安、富津、成田)、茨城県(水戸、小美玉、那珂、石岡、笠間)、埼玉県(秩父、飯能)、長野県(長野市、白馬、軽井沢)、愛知県(名古屋)、金沢県(金沢市)、福井県(福井市)、大阪府(大阪市)、兵庫県(芦屋、神戸)、徳島県(徳島)、広島県(広島市、福山)、岡山県(岡山市、倉敷)、福岡県(福岡市、北九州)、佐賀県(佐賀市、武雄)

【離島】
・沖縄(宮古島、古宇利島、瀬長島)、鹿児島県(奄美大島、喜界島)

【 海外 】
・アメリカ(ハワイ / オアフ島・ラナイ島)、ベトナム(ホーチミン)、韓国(ソウル)

昨年も飛行機、新幹線、船、車と多様な手段でたくさん移動しました。昨年のフライト回数を数えてみたところ、計75回のフライトでした!

移動し過ぎ(特に飛行機)の身体のメンテナンスにストレッチや整体に月3回程度通うになってから、いつの間にか四十肩がだいぶ楽になったのは地味に嬉しかったです。(ストレッチと整体は今年も継続します◎)

「アイディアやクリエイティブと移動距離は比例する」、と耳にすることもあります。
今年も移動に億劫にならず、機会を大切にフットワーク軽くいたい思います。(フライト数は50回位には抑えたい気持ちでいますw)
出張先や旅先では、気まぐれに一句、詠いたいと思います!

私の主な活動エリアについてですが、早いもので沖縄生活も丸9年となりましたが、昨年秋から13年ぶりに東京(地元の広尾)にホテル代わりと作業場所として部屋を借りまして、2拠点生活を始めております。
今年は、沖縄(那覇市泊)と東京を行き来しながら、九州や本州の各地もフットワークよく移動し、たまに海外やゴルフ場にもいるように思います。
久しぶりに東京にいる頻度も多くなるので、久しぶりに東京でお会いできる方々、楽しみにしております。
大阪万博(EXPO2025)のパビリオンに協賛と出展をさせてもらうので、開催期間中(4月13日~10月13日)はたまに大阪にもおります。(関西圏の方もぜひ)
今年のリーダーズワークショップは、大阪万博(EXPO2025)のフィナーレの頃(10月)に大阪で開催したいイメージです。(マネージャーを中心に何人の参加者にリーダーズが進化できているか乞うご期待)


『2024思い出フォト』 ベトナム・ホーチミンのオフィスエントランスにて。

それではみなさん、2025年、「本当に重要なことかを常に自問し、即断即決/即実行/即答する1年」のはじまりです。
チーム・サンクスラボ、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

※以下に昨年2024の年初挨拶も参考にリンクしておきます。
https://www.thankslab.biz/2024greeting-message/#bloganchor